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ハーレーをチューニングをしないとどうなる?【3つの影響あり】

チューニングをしないと本来のエンジン性能が出ない

ハーレーダビッドソンの魅力として、まず思い浮かぶのが「エンジン」です。

 

ハーレーの象徴とも言える下記の魅力は、すべてエンジンがベースになっています。

 

  •  ・心をくすぐる独特の『三拍子サウンド』
  •  ・分厚いトルクが生み出す『力強い加速感』
  •  ・アクセルを踏み込んだときの『ドコドコ感』

 

しかし、チューニングをしていないノーマルのインジェクションセッティングでは、燃料噴射量に制限がかけられており、本来の魅力が半減してしまいます。

①心をくすぐる独特の『三拍子サウンド』

ハーレーダビッドソンのエンジンは、クランクシャフトとピストンの動きによって生まれる独特の三拍子サウンドが特徴的です。

 

しかし、燃料噴射量が少ないと燃焼が不完全になり、エンジンがうまく回らなくなります。そのため、多くのハーレーライダーが理想とする「三拍子サウンド」を得ることができません。

②分厚いトルクが生み出す『力強い加速感』

ハーレーダビッドソンは、低回転域から分厚いトルクを発揮し、力強い加速感を生み出すことができます。

 

しかし、燃料噴射量に制限がかかっているとエンジンの回転数が上がらず、本来のパワーが発揮できません。その結果、本来の力強い加速感もなくなってしまいます。

③アクセルを踏み込んだときの『ドコドコ感』

ハーレーダビッドソンは、アクセルを踏み込んだときに、エンジンから伝わるドコドコ感が特徴的です。これは、クランクシャフトとピストンの動きによって生まれるもので、ハーレーダビッドソンの魅力のひとつです。

 

しかし、燃料噴射量に制限がかかっていると、燃焼が不完全になり、エンジンがうまく回らなくなります。そのため、アクセルを踏み込んだときのドコドコ感を得ることができません

チューニングをしないと、なぜハーレーの本来の魅力を引き出せないのか?

排気ガス規制や騒音規制による影響

日本では「排気ガス規制」や「騒音規制」が厳しく、それらに適合するようにエンジンが設定されています。そのため、ノーマルの設定ではエンジンの出力や排気音など、本来のハーレーの魅力を引き出すことができません。

 

インジェクションチューニングを行うことで、排気ガス規制や騒音規制に対応しながらも、より本来のハーレーらしい特徴を引き出すことができます。

ハーレー本来の魅力を引き出すインジェクションチューニングとは?

ハーレー本来の魅力とは、エンジンから放たれる重厚で心地よい振動、力強い加速感、独特の排気音などです。インジェクションチューニングは、エンジンの燃焼を最適化し、燃料の供給量やエアフローなどを調整することです。

 

その結果、エンジンが持つ本来の性能を発揮され、「独特のサウンド」や「力強い加速感」を体感できるようになります。

 

また、ライダーが求める乗り心地や走行状況に合わせたチューニングを行うことで、より快適なハーレーライディングを楽しむことができます。

チューニングのタイミング:「購入時」と「カスタマイズ時」

①購入時

新車、中古車に関わらず、ハーレーを購入した際には自分好みのハーレーになるようにチューニングをすると良いでしょう。

 

【新車 購入時】

ハーレー生産時には、日本の法規制に合わせた標準的なチューニングが施されているため、購入時の状態ではハーレー本来の魅力を最大限に引き出すことはできません。

 

パーツカスタマイズによって自分好みの一台に仕上げ、チューニングによってハーレー本来の魅力を楽しんでください。

 

【中古車 購入時】

中古車を買う場合には、前のオーナーがカスタマイズやチューニングを行っている場合があります。そのため、チューニングが必要かどうかは、車両の状態や前のオーナーが何を行っていたかによって異なります。

 

中古車を購入する場合は、ディーラーや専門のショップで車両の点検を受け、必要に応じてインジェクションチューニングを行うことをオススメします。

②カスタマイズ時

マフラーなどのパーツを自分好みにカスタマイズし、世界に一つだけの一台にすることもハーレーに乗る醍醐味の一つです。

 

特に、マフラーやエアクリーナーなど、エンジンに関わるカスタマイズをする際には、チューニングも必要になることがあります。

 

たとえばマフラーを交換すると、排気がスムーズになり、エンジンがより効率的に燃料を燃やせるようになります。これによって、加速力が向上し、トルク感もアップします。

 

しかし、燃料の供給量に制限がかかっているとせっかく交換したマフラーの性能を活かすことができず、場合によっては故障の原因になる可能性もあります。

 

そのため、マフラーなどのエンジンに関わる部品を交換した際には、ディーラーや専門のショップに相談し、最適なエンジン設定にチューニングすると良いでしょう。

 

当社でもチューニングを行っております

当社では、dynojet社のシャーシダイナモを使ったインジェクションチューニングが可能です。

 

正確なエンジン計測で現在のエンジンの調子を把握し、マフラーやエアクリーナー交換後のセッティングや最適なチューニングをご提案いたします。

 

インジェクションチューニングの紹介ページを見る

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この記事を書いたのは:鉄馬舎管理者

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